川、人工の道の緑、田んぼ、竹藪、家並みをイメージしたルートで、神崎川から南吹田緑道泉金田線緑道、片山公園、山田・伊射奈岐神社を経て万博外周へ
Bルートに次ぐ8.3kの長さを誇るCルート。前半は糸田川沿い、中盤は新興住宅地、後半は旧道と、いろいろな景色が楽しめます。
Cルートは神崎川から糸田川にそって北東へ…ということで、
スタートは五反田橋?
まず糸田川が神崎川に合流する五反田橋にやってきました。
特に「緑のネットワークルート」の看板はなどありません。左岸側は少しだけ大阪市内ですが、気にせず進んでいきます。
新御堂筋をくぐると下新田橋。今のところ「緑」の「ネットワーク」とは縁が遠そうですが、堤防を下りて右手方向に分岐していく南吹田緑道は、緑いっぱいです。
広芝橋の東南角で、<緑のネットワークルート>の標識の残骸を発見しました。このまま進みたいところですが、市道小曽根南泉線は中央分離帯がガードレールとなっているので、その下をくぐっていきます。
この先、右岸側は新御堂筋から豊津や吹田方面への抜け道となって、時々車が飛ばしていきますので、このまま左岸側を進みます。
国道479号大阪内環状線が糸田川を渡る新糸田橋の南東にも、朽ちつつある<緑のネットワークルート>案内標識がありました。
豊津駅界隈
金田橋を越えると右岸も左岸も歩道になって通りやすくなります。
糸田橋の東詰までくると、やっと健全な形で残っている標識を発見しました。ここまでが泉金田緑道で、ここからは右岸側の垂水東線緑道を行け、とのことです。
・・・が、西詰の標識は柵によって見えづらくなっていました。隠れている部分には「阪急豊津駅」と書かれています。裏面は白紙でした。
糸田橋から上流を眺めてみます。国鉄の官舎跡が再開発でマンションが増えてきました。これからますます賑やかになっていくことでしょう。
豊津ファミリーの南側で、北東から来る糸田川本流に、上の川が北から合流してきます。垂水東線緑道を進んできた都合上、上の川沿いに進んで豊津交番前交差点に。橋の欄干に、標識と手作りっぽい案内板がつけられていました。この案内によると、Cルート起点部分は「神崎川右岸専用線緑道から」らしいです。が~ん
裏面は神崎川に向けての案内でした。
豊津駅の東側で糸田橋を再び渡ります。こちらも欄干の両側に標識が親切なつけられており、迷うことはありません。山の谷川と分岐する糸田川の本流を追います。
裏面と、糸田川下流方面。この次は片山公園がルート上にあるように示されていますが、特に標識等は発見できませんでした。
豊津駅から北東方向へ。足元には「市民の木・くすのき」や、
「市民の花・さつき」が描かれています。これらも緑のネットワークルートの標識の一つですね。
朝日が丘~上山手
糸田川が暗渠になり、その上の歩道部分を歩いて行きます。国鉄官舎跡の広大な空き地も色々建ってきています。今後どんな街になるんでしょう。
片山公園には寄らず、社員研修センターなどの前を通って児童センターの裏から片山坂(佐井寺片山高浜線)との交差点に到着。ようやく標識を発見できました。なかなかに立派です。近年更新されたのでしょうか。
名神高速道路をくぐってすぐに、緑色のサーフボード?みたいなものに、緑のネットワークルートの案内地図がありました。
さらに進むと関西スーパー佐井寺店の前にも黄色の板につけられた地図がありました。
1990年代半ばくらいまで、このあたり、上山手町の北側や佐井寺南が丘、竹谷町のあたりはな~んも無かったところです。片山から佐井寺方面に向かうには名神の側道を経由しなければならなかったため、緑のネットワークルートもそちらを通っていたハズです。したがって、佐井寺南が丘地区開発後にルートが引き直されていて、これらの地図も新しく着けられた…ということになります。
市道佐井寺南線に沿って進みます。総合運動場を右手に坂道を下ります。
竹谷町~五月が丘
吹田市総合運動場の駐車場の裏側あたりに再び案内地図登場です。今度はオレンジ?茶色?
市道山田佐井寺岸部線を歩道橋で越えたくなりますが、ここはぐっと我慢して、横断歩道を渡ります。
横断歩道の先に案内地図がありました。色が鮮やかですので、近年塗りなおされているのかもしれません。Cルートが赤く塗られているんですが、Eルートとの合流地点以降が塗られず、このままでは万博に辿り着けません…。
歩道橋が下りてきたあたりには、昔からありそうな標識が、やや色褪せながらも健在でした。
少し歩いて、
0.2km進んだところに、さらに案内標識が…。間隔短いですなぁ。
またまた短い間隔で、スーパーニッコーを過ぎたところにも案内標識がありました。
さらに地図までありますが、ほどよく色褪せ、また落書きもあり、残念ながら地図としての役割は終えているよう。しかしながら、朝日が丘~竹谷のあたりは名神沿いの旧ルートが点線で引かれているなど、歴史的には貴重な資料と言えるかもしれません!?
山田下交差点に向かって
東佐井寺小学校を左手に坂を下りつつ、千里緑地へ。
ぶつかった緑地帯に標識が刺さっていました。
北東方向へ、市道山田佐井寺岸部線を進みます。
山田下交差点直前に府道135号線の越え方が描かれている地図がありました。元ガソリンスタンドのサーティワンは相変わらずの形状です。
府道135号線を渡る横断歩道のところにも、標識と地図が丁寧に。どうでもいいですが、交差点名は山田下、バス停は佐竹台六丁目。
横断歩道を渡って公園に入ると、標識の残骸とちょっと汚れた地図がありました。
千里北公園にある地図と同じようですが、「仮ルート」として色々示されています。
コースからはそれますが、府道を少し北西に行ったところには「千里ニュータウン」の東端を示すモニュメントたちもあります。
山田西第二公園から新小川へ
千里緑地を進みます。それ以上の名称がないので説明しにくいのですが、自然いっぱいで心地よい道です。
ずんずん進みます。
千里緑地ゾーンを出たところでは、またまた道路が渡れないので横断歩道を渡るため少し回り道。
渡ったところに標識がありました。
振り返れば「まきふん公園」こと、山田西第二公園。食べれそうな段ボールは落ちていませんでした。
公園横を通り、山田敬愛幼稚園の裏に到着しても、特に標識はありませんでしたが、
新小川交差点のところには案内標識を発見!。山田西第2公園の案内に蛇口マークがあるのは…給水ポイントということでしょうか、それともここで生活可ということでしょうか…。
このまま伊射奈岐神社に向かうと思いきや、新小川交差点を渡ってすぐに、地面に埋められた「緑のネットワーク」案内板に引き寄せられながら左折していきます。
一瞬だけ小野原街道
伊射奈岐神社の裏山の裏をを進みます。
ホンマにこの道で合ってるのか不安になった頃を見計らったかのように、道路に「くすのき」や「さつき」が出てきます。
山田川を斜めに渡ります。
小野原街道との交差点。「くすのき」マークが斜めに埋め込まれ、左に曲がれというのがよくわかります。
小野原街道を進むこと約40mで標識が現れますので、ここで右折し北に向かいます。
標識の反対側はクランク状の矢印が描かれていました。
圓照寺前~万博外周へ
緑のネットワークルートのCルートとDルートが交わる、圓照寺下交差点(←勝手に名づけました。)
どちらに進むべきか悩みどころですが、竹谷の案内図の赤線に従って右斜め前方に直進して行きます。
圓照寺・光源寺と、お寺の前を経由して、
カクカク曲がりながら坂道を上っていきます。
グランドメゾンとインペリアルの間を…。だんだん坂がきつくなってきます。
万博公園南交差点で府道1号茨木摂津線に合流します。緑のネットワークルート的には、CルートとEルートの合流地点となり、この先ゴールまでの0.3kmは重複区間となります。写真の標識で裏返っているほうはEルートの案内が書かれています。
万博外周道路との合流地点直前、外周…こちらも府道1号ですが…との間の緑地帯に標識がありました。Cルートはここでゴールです。おつかれさまでした。